Python再び

サーバサイドJavaなんていってJSFに触り始めているのだが、どうもこちらは業務系システムとか管理画面系向けでコンテンツ向けではないね。ってことで、考えているうちに、会社の仕事の方でPythonを使う可能性が出てきた。


現状、オリジナルPHPフレームワークで運用されている自社サービスだが、フレームワークコアまで手を入れられ、スパゲッティーになりかけているプログラムの拡張性に限界が出てきていることと、DBのスケーラビリティーにかんして、やはりちまたのサービスを見ていると、色々問題あるよね、とか場合によってはプログラム側ががんばってみたり、お金をかけちゃって解決したりするのですよ。


会社では俺ともう一人が改修を期待されているメンバーで、色々面白いフレームワークを考えています。
基本的にはデータベースとWebというここ数年の流れを無視した新しい物になります。
多くはかけないのですが、RubyPythonPHPを使う事になります。
基本的にはRuby on Railsは使わないんですが。
合い言葉は「Back to UNIX Basic」
かなり拡張性が考えられる物になる予定です。


ということで俺はPythonをつかって一部を、もう一部をPHPを使って書きます。
久しぶりのPythonで、持っているデスクトップリファレンスから、よく使っていたのは1999年頃だとわかった。
もう8年ぶりくらいである。
その間にも色々Pythonは進化してますな。その一方で後方互換性もよく考えられています。
Pythonの良さは最近LL系はみんなそうなのだが、インタラクティブシェルがある事で、色々プロトタイプから積み重ねで試しながら構築していく事が出来る事です。開発プロセスが言語環境との対話的要素で進む訳である。これが気持ちよい。特にPythonをする人はipythonは入れるべし。インタラクティブ性が一層あがります。
これとEclipse+PyDevがあればとりあえず完璧でしょう。
最近は、FirefoxFirebugをいれると、JavaScriptインタラクティブシェル環境も出来ますね。
時代の流れなのでしょう。


Pythonの良さはシンプルさしょう。
適度にObject指向ですが、JavaScriptににて、ガチガチの静的なObject指向ではありません。
むしろ僕は、Pythonの持つモジュール機能という大規模開発にも耐えうるシンプルな仕組みに注目しています。
僕が勉強し始めた昔はPythonオブジェクト指向は、中途半端な感じが否めず、関数とか多くて、それゆえRubyとかより純度の高い言語から批判される事もありました。しかし今のPythonはもっとシンプルに組み込みデータ型から関数、メソッド、クラス含め、すべてObjectを継承しているものです。よりObject的整合性は増したようです。


しばらくPythonJavaScriptにはまる事になるかと思います。