ブラウザは早いだけではだめ

最近、Safari3とかOpera9.5とかレンダリングの早いブラウザの話が聞こえてくる。
しかしいつも思うのは、早いって、だからどうしたってこと。
俺にとって、GMailやGoogleCalender、GoogleNotebookの使えないブラウザはあっても意味がない。


もはやブラウザはOSに次ぐ第二のソフトウェアプラットホームになったんだね。
そのプラットホームで使いたいサービス=ソフトウェアが動かないんでは話にならないのだ。


ちょっと位おそくてもっさりでも、FirefoxとかNetscapeMacの場合は十分だし、Safariでは足りない。
WindowsにいたってはIE7で何の不足もない。
わざわざちょっと好奇心で試す以外にOperaSafariを使う意味はない。


Safariももっと普及させたければ、もっと世の中のアプリケーションを対応させる、できるようにすべきだ。
ちょっと前のWindowsMacの対応アプリケーションの数の圧倒的違いを思い起こさせる。
OperaWeb標準の対応は確かにすばらしいことではあるが、GoogleAppsが使えないではちょっと話にならないではないか。


もちょっとアプリケーションプラットホームとしてのブラウザっていう側面を見直してほしいと思うこのごろである。
(ブラウザと同じでUnixではterminal端末というもうひとつのプラットホームがあるのだが、これはまたの機会に)