散歩にて

犬を散歩するようになってちょっとした良い運動になっている。
朝6時半位から散歩が始まって大体一時間。
散歩が終わると心地よい汗でTシャツがぬれるくらいで終わる。


散歩を始めるといろいろな人に出会う。
僕は団地の中の公園を使わせてもらって、そこを中心に散歩しているのだが、どこにも犬好きな人はいるものだ。おかげさまでよく声をかけてもらえる。
ゴールデンレトリバーの子犬(三ヶ月)ということで、まだかわいさも残っていることもあって、特におじさん達に大人気のアレックスである。
アレックスのほうも基本的に人好きなので、かまわれると、尻尾を振り振りして喜んで相手に飛びついていく。そんなのが好きらしい。
そこで僕と見知らぬ人の間でコミュニケーションが生じる。


また、周りにも犬を飼って散歩させている人は一杯いるもので、そういう人たちはお互いに自然にコミュニケーションを取りやすいようだ。犬好き同士話が合いやすいといった感じだろうか。お互いにどこの誰かは知らないけれど、犬を媒介に、「今何歳?」とか「大変でしょう」とか「昔同じ犬を飼っていた」とか、自然に話が弾む。


昨日は朝と夜の2回、近所で散歩させていたコーギーの「ジェイ」という犬と遭遇した。おかげでこの犬の飼い主とは親しくなってしまった。ジェイは2歳を超えていてさすが落ち着いている。かたやこちらは散歩初心者の3ヶ月の赤ちゃん。ジェイはしきりにアレックスに興味を見せてよってきてなめてきたりするのだが、アレックスときたら、固まったままである。やはり2ヶ月以前に親や兄弟から引き離されてペットショップで育ったということもあり、他の犬とどういったコミュニケーションをとればよいかのノウハウがアレックスには無いようだ。
こういったものは次第に学んでいくものなんでしょうか。
しつけと共に悩ましいところです。