京ポンを手放すことにした
WILLCOMに代わってこれから斬新なサービスや価格を提示し始めたところなのだが、僕にとって京ポンがそれほど価値がなくなる事柄が最近いくつか生じた。その結果としてWILLCOMの契約を解約し、京ポンの日々ともおさらばすることになった。
京ポンを手放すにいたったのにはいくつかの要因があった。
- Jig Browser Webの登場
- パケット定額制(5000円程度)がオーバースペックになってしまった。
- POPメールなら「リモートメール」でいいじゃん
- そうなのだ。このサービスに入れば、今あるAUのWin端末で会社のPOPメールが読めるのだ。これで、今、京ポンの唯一の存在価値であったPOPメールの取得が壊れてしまった。
- しかも、設定にもよるのだが、京ポンでのPOPメール取得のスピードはそう早くない。特に添付等のある重めのメールの場合は取得に時間がかかる。32Kの限界といえばそれまでなのだが。。それより、「リモートメール」で会社のメールを「リモートメール」に転送しておくようにすれば、POPメールの取得などという重いプロセスを経ずして会社のメールを携帯で一覧できるのだ。(メールサーバは僕が管理してるので、.forward一発でOKだよね。)
- 「リモートメール」は着信があると、携帯のメルアドの方に通知をしてくれる。しかもそんなに長い内容出なければ本文ごと通知してくれる。PHSの方にもメールのノーティファイの機能はあったのかもしれないし、設定でどうにかなったのかも知れないが、携帯のメールはプッシュで通知してくれるので非常に便利。
- カメラが問題外
- さすがに30万画素ではね。。
- 実はAUのWin端末の方は会社の携帯で通信料やサービス料は会社に出してもらっている。
- さっきの5000円削減と同時に、会社の携帯でリモートメール使っても会社が払ってくれるので。。。
というわけで、僕が京ポンを使って得られるメリットがここ最近でグッと減ってしまったのでした。最初に買ったときの熱が冷めてきていたこともあるだろう。
しかし、京ポンはそのコンセプトは結構先を行っていた。当時のDDIも京セラも頑張ったと思う。しかし、その大きなコンセプトとハードウェアやネットワークのバランスは少し悪かった。WILLCOMが一層の頑張りで京ポンの進化版を出してまたみんなをあっといわせてくれることを期待します。
それまでは、さらば、京ポン。ありがとうよ。