水戸偕楽園に行ってきた

そろそろ梅も見ごろではないだろうかと思い水戸の偕楽園に行ってきた。
毎年ほどではないが、ちょくちょくこの季節には訪れている。
東京から車で2時間もかからない。常磐道を飛ばして偕楽園に着いた。

非常に晴天で気持ちが良い日だった。
風がないとだいぶ暖かい、けど、風が吹くとかなり寒い。
そんないかにも初春の雰囲気の中、梅を一覧して早速お弁当タイム。
珍しく妻がお弁当を作ってくれた。


梅は六分咲きみたい。確かにまだつぼみだけのまんまの木もあったのだが、結構、咲き誇っている木もある。僕はほんのり赤い紅梅が好きなのだが、白梅がほとんどであまり紅梅を見かけなかった。紅梅は白梅より開花が遅いのだろうか。
晴天の真っ青な空の中白梅が清々しく花開いている。

まだつぼみのものと、大きく咲いているものがいろいろ交じり合って複雑さをかもし出している。



どうしても紅梅を見たい僕は、いろいろ歩き回って好文亭の近くに結構いいかんじの紅梅を見上げた。晴天の白梅もすばらしいが、青空に浮かぶ紅梅はやはり色気があるね。

堂々たる紅梅がそこにはあった。



偕楽園というとやはり梅なんだけど、偕楽園は大きくは杉の林の部分と、孟宗竹の竹林と笹の林や梅の林といろいろな見所がある。
やはりその中でも堂々たる孟宗竹の竹林は、日本人である限り、静謐な気分に浸れる光景だろう。

薄暗い中に木漏れ日がわずかに差し込むそのさまは、Woo〜〜it makes me wonder.


最後はやっぱり好文亭に久しぶりに訪れてみた。

やはり深みがあり、同時に、すごくストイックな感じのする建物だと思う。
ここの二階から見る今日の偕楽園千波湖はすごく良かった。



水戸って言うと、水戸黄門で光圀なわけだけど、偕楽園を作ったのは九代徳川斉昭*1天保年間。いや〜〜実に見事な空間を作ったものですな。


僕はやっぱり桜より梅が好きです。桜ほど仰々しく派手派手しくなく控えめなところが良い。桜よりずっと早く春の予感を伝えてくれる。
久しぶりに堪能しますた。

*1:15代将軍慶喜の父。俺的には尊皇攘夷の祖