変化の年

今年一年は九星的には僕は変化の年何ですが、本当に最近それがぴったりあたっているような感じです。
周りの環境が大きく動いております。
具体的には自分の仕事環境なんですが、米国本社の買収による大きな流れから、
自分の会社も日本法人に吸収される予定に成りそうです。


もともとこの会社を始める時に、ある種変な言葉ですが、野望をもって入って来た人間には、
大変つらい結末と成りそうです。
今後見えるこの会社の未来は、高度に官僚化された組織の一部と成り、
単調で面白くない仕事に従事するという事になりそうです。
公務員的マインドでやるならば、大きな野望を持たない人に取っては、それはそれで良いかもしれません。


しかし、少なくともこの会社に入る時にそれなりの期待を抱いて、賭けに張った人が4人程いて、
その人たちに取っては悲しい事です。
昨日はそのうちの一人が話を聞いていなかったので、状況を話して上げました。
その人ももう僕と同じで結構な年齢にいっているので、こういう事は早めに話しておくのがせめてもの思いやり。


さて、これからの人生設計の見直しをしなければ成らないのだろうが、
まだおぼろげながらしか見えていない。
今はまだ、再度、宮仕えする気力もないのが本音である。
では、自分で何かやるか?といってもまだそれも見つかっていない。
こういう時は焦らず、騒がず、時が熟成して期が熟すのを待つのが一番。
チャンスがやって来たらすぐに勇気をもって飛びつこう。


おぼろげながら見えているのは、
リスク分散もふくめて、収入の入り口の複数化を目指すという形を取って行きたい。
梅田望夫的に言うなら、自分の分身が自動的に稼いでくれると言った状況なのだろうが、
そこまで行かないにしても、一つの入り口にだけ頼るのは、これからの時代、リスキーではないだろうか。
システム的に例えて言うと、スケールアップではなくてスケールアウトの手法である。
スケールアップは一つのシステムリソースにたより、その効率を徹底的に追求して、パワーを強化する手法。
スケールアウトは、一つ一つのリソースのパワーは限られているが、それが複数合わさった事による集団パワーを追求する手法。


時代はスケールアップの時代ではなきくて、スケールアウトの時代に成って来ているような気がする。
ヒルズ族やバブルへの反動でもある。


そしてスケールアウトは結果的に世の中を豊かにすると思う。
自分だけでなく。
そうあってほしい。