悲しきLet's Note

最近、Let's NoteのCMをやたら目にする。
そのCMが限りなく悲しい。


20代とおぼしき元気はつらつな男子会社員(ばっちりスーツ)君が、タクシーの中で時間を気にしながらもPCを開いていたり、満員電車で窓際に押しつぶされながらも、ちゃっかりその手にはLet's Noteを持っていたり、時間がなくて階段を猛烈に駆け下りるばっちりスーツ君のその手にもLet's Noteが。。。
そんな感じのCMだ。


このばっちりスーツ君は24時間こんなにがむしゃらにこき使われて給料安いんだろうなとか、
なんでこいつはいつも時間が足りないんだ?要領悪いだけでねーの?とか、
こんな場所にまでPC持っていたり開いていないと気が済まないのって、一種精神病でねーのとか、
ぼけーっとテレビを見ながら漠然と感想。


CM的にはガンガン働くフレッシュな若きサラリーマンのかっこよさを演出しつつ、そのサラリーマンの武器としてのLet's Noteがいつも傍らにあり、しかも傍らにあるほど軽く、しかも過酷なビジネス条件で使われても大丈夫なタフさをもっていると言いたいのだろう。


しかし俺の目から見ると、全てが格好悪いし、センスが無い。
欲しいとも思わない。
まあ、パナも俺のような人間に買ってもらいたいと思ってないだろうが。
俺はこのCMに表現されるような要領悪い余裕の無い仕事の仕方が大嫌いで、しかも、それを美意識的に描く感性とは全く相容れないという事である。


DELLにしてもそうだけど、Windows PC達と感性が相容れないのはこういった臭がどこからとも無く流れてくるからだ。特にノートPC達は最悪である。普通のホワイトBOXのタワーPCならばかえって無味乾燥な物体の一つとして仕事の道具としてあきらめられるのだが、ノートPCに限ってなんか各メーカ変な自己主張がでてきてうざい。


逆にAppleの製品がすきなのは全く逆の理由からである。