Kanye West @ 新木場Studio Coast
待ちに待ったKanye Westの新木場Studio Coastでのライブに行ってきました。
実は先週末から腰を痛めていて、ほんとにライブ行けるか心配だったんですが半分無理をしていってきました。
年寄りなので2F指定席にしておいたのですが功を奏しました。
とは言え一曲目から条件反射的にスタンディング。
その後はずっと立ってました。
2Fは結構おとなしめな人が多く、たっている人は半分程度。
でも後半に向けて立ち上がり比率は増えていった感じ。
1Fスタンディングの方は乗り乗りの人たちがフロア前半をしめ(含む外人)、後ろの方にはなんで来てるのかわからんようなのりの悪い、ちょっとマナーの悪い人がちらほら。
入場にワンドリンクついていたので、結構ビール入っている人も多く、お祭り騒ぎ半分のひとも結構いたようです。
俺も、ビール一缶を早々に飲み干し、ウォッカソーダを飲みながらKanyeの登場を待つも一向に現れず、酒を飲み干した所でいい具合にKanyeが登場しました。
一曲目は「Diamonds from ....」からいきなり。
その後もLate Registrationの曲をほぼ中心にいいパフォーマンスを繰り広げてくれました。
チームは弦楽六重奏とA-TrackがDJで後はコーラス男女1名ずつ。この弦楽チームが結構いい味を出していたと思います。
Kanyeらしいアイディアとセンスと思いました。
一つ俺が関心を持っていたのは、Kanye自身がプロデュースしているあのアルバムの世界観をどういうようにライブで表現するのだろうというところでしたが、全くそんな心配は要らず、どのトラックも短め気味にエッセンスの所だけかいつまんでパフォーマンスしていたと思います。
結構ライブでの再現性の高さには感心しました。
トラックはHipHopだから当然なんだけど、Kanyeのラップ自体があれほどうまいとは、というか、ライブで強力になるのかは感激するものがあります。(某マッチョの誰かさんとは大違いだ!!)
Kanyeに関しては、アルバムもいいですが、ライブの方が圧倒的にすばらしいのではないでしょうか。
ライブ後に車でアルバムをかけて余韻に浸ろうと思ったのですが、迫力に劣りすぎて、かえって浸ることが出来ませんでした。アルバムでは非常にきめ細かく繊細なことをやっていますが、ライブでは彼のラップや声の持つ力の洪水を感じることが出来ます。
Kanyeに興味がある人は、是非、一度ライブに行ってみることをオススメします。